被災地通い13

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今年も、被災地通いが始まりました。
車には、ふたたび、着替えや布団、ギターやカホンも積んで、
荷物満載で東北道の行き来になります。

北上高原の積雪のあるルートは避けて、
石巻から三陸道経由で向かっています。

いつもは大船渡や陸前高田に行く機会は多いのですが、
気仙沼や南三陸の被災地の状況を見ることになります。

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新年となり、仮設団地の方々、行政の方々、地元集落の方々…
皆さんから新年のあいさつをいただきますが、
ほとんどの方は「あけましておめでとう」という言葉は使いません。
喪中の方が多いとは聞きますが、どなたが喪中かはハッキリ分からないので、
皆さん、そういう配慮をされているんだと思います。

僕たちも新年の挨拶には、言葉を選んでいます。
そういう東北の新年となりました。

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そうはいっても、暗い雰囲気なのではなくて、
会えば必ず笑顔だし、お酒の席にもなる。

酒の席では、
「オマエは独身なんだから、いい娘を紹介するよ」
と、いろんな方に言われるようになり、
「住田の娘で、ホントに良いのか?」
と、迫られるようになり、
通り一遍の挨拶の次は、決まって婚活の話になり、
どうも、答えにつまってしまう。

一方で、仮設団地の中を歩けば、
「オラんちに寄ってけ」と中に入れられ、
お茶やお菓子が出され、
そしてまた、「アンタは独身かい?」という話になり、
また、同じやり取りが始まる。

結婚して子どもを作るという、ごくあたりまえの人間の営みは、
地域を守り育てる次世代の担い手を作ることでもあり、
少子高齢化の進行の激しい地方部では、婚活支援も重要な行政施策。
人がいなければ、復興も振興もできない…というのが地方の課題だ。

そして昨日も、一昨日も、
「いい娘、紹介しようか?」と言われることになる。

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地元・陸前高田から離れて隣町・住田町にある仮設団地に住む方々。

「いつまでも住田町にお世話になってばかりいられない…」
とおっしゃる一方で、
「陸前高田のいろんな情報が入ってこない」
と不満もあるようです。

僕たちの活動の次のステージは、
たとえ隣町に避難しても、地元とつながっていたい、という気持ちをサポートする。
という方向で行きたいと思っています。

地域の絆を大事にし後方支援に徹する住田町が、
「後方支援って難しかったね、もうやらない」で終わるせず、
「後方支援は難しいけど、やればできたね」と、
次に来るだろう大災害の際に、知恵とノウハウを残せたらいいと、
思います。

2012.01.15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

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