国道287号 長井盆地 (国道348号重複)

長井市中心市街(山形県長井市)
R287_052
米沢市から北に向かって流れてくる最上川は、山形県の内陸にいくつもの盆地を形成しながら、日本海に注ぐ一級河川だ。
その盆地の一つ、長井盆地は長井市と白鷹町からなる。
盆地とは言え両岸には山が迫っていて、あまり広いとは言えないが、最上川舟運の重要な河岸がある商業都市として栄えてきた。
長井市の人口は約3万人で、わずかに減少傾向にある。
米沢藩の玄関港として栄えてきたが、交通が舟運から自動車や鉄道に変わると、南北の交通の流れが東の米沢街道の筋に移ってしまっている。
大型商業施設も郊外にあるため、中心市街の沿道は静かな雰囲気になっていて、1本中に入った界隈には江戸、明治期の文化遺産が残されている。
(05.10.09.撮影)

最上川を渡る長井橋(山形県長井市)
R287_054
福島・山形県境の吾妻山系から流れ出る最上川は、米沢で広大な盆地を作ったあと、その北端の小さな長井盆地を経て、峡谷のある狭窄部へと流れ込んでいく。
朝日山系の麓の長井盆地を流れる最上川はゆったりとしていて、最上川舟運の終着点となる港町でもあった。
最上川を下れば、河口には酒田の商業交易都市があり、さらに西回り航路で京や江戸につながっていたから、米沢藩にとっての交易港でもあった。
現在は、主要な鉄道や道路のルートが、米沢・南陽・山形のルートに移り、長井はそのルートから外れてしまったが、国道287号は関東から会津を越えて、山形・秋田へ抜ける裏道にもなっている。
また、新潟・山形・仙台を結ぶ東西の流れの中継地としての機能も持つ。
(05.10.09.撮影)

長い盆地北部の水田地帯(山形県長井市)
R287_061
長井盆地は、広い米沢盆地の北側の一部分を指す名称でもある。
北流する最上川が作る米沢盆地は、北に流れるにつれて徐々に狭くなり峡谷へと流れていくが、その北端が長井盆地である。
川の両岸に1000m前後の山が迫る盆地で、あまり広いとは言えない平地がある。
盆地というよりも、峡谷の入口という感じであって、わずかに耕作地がある。
国道は最上川の堤防のすぐ脇を通っていく。
(05.10.09.撮影)

次回は、白鷹町に入ります。


2009.11.13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2009年

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