三陸通い21
お祭りの季節がやってきました。
旧暦で行う、東北の七夕。
大船渡、高田、気仙…と、それぞれ独特な七夕のお祭り。
地域が一つになる、大事なお祭り。
「準備の段階から、お祭りは始まってるんだ!」
という地元の方々の気持ち。
そう、僕もすでに、七夕を前に、お祭りに参加しています。
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僕たちの活動は、ちょうど1年を迎えました。
その間、僕は、前年比の半分以下の収入に減りました。
東北と東京を行ったり来たりしながら、
東京では細々とした仕事をこなして収入を得ていました。
それでも、僕の体重は増えました。
収入は減っても、食うには困らない、ということを知りました。
食べ過ぎると、太る、ということも知りました。
食べるために必要なことは、お金ではなく、
周りにいる人たちへに示す心と、周りの方から感じる心である、
ということも知りました。
心は態度を生み、態度は行動に表れ、
行動は、周りの人の目にさらされ、
周りの人は、その行動でその人の心を評価する、
ということも知りました。
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生きていくには、お金が必要だ、と思うことよりも、
生きていくには、自分の心と、周りの人たちの心が大事だ、
と思うことの方が、生きていく楽しさを感じられると思います。
お金は、そのうち付いてくるだろうし、
お金よりも、食べ物の方が大事だし、
おいしい食べ物なら、東北にいっぱいあるし。
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「東北に行って、おつかれさまです」と言ってくれるのは、東京の人。
「東京に行くと、痩せてくるんだね」と言ってくれるのが、東北の人。
2012.07.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年
