被災地通い16

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あれから1年。
1年前のあの日の直後、僕は右往左往していた。
これからいったい、自分は、日本は、どうなっていくのか、
とても不安だった。

あるとき僕は、
「僕しかできないこと」
「僕だからできること」
を考えていた。

そして、被災地へ通う決意をし、
できることを、できる範囲で、
ちょっとだけ無理をして、
東北道を単振動する生活をする覚悟をした。

---
震災前の最後の夏。
僕は、偶然、陸前高田市の道の駅に寄っていた。

甥っ子と姪っ子のお土産を買い、
僕にも、と帆船の模型を買っていた。
そして、車の後部座席に飾り付けた。

その車が、いまは、被災地へ通う足となっている。

この帆船はいったい…
僕をどこに連れて行こうとするのか…

震災前から続いてきた生活の一部を犠牲にして、
ほんとにいいのだろうか。

この船は、どこの港に着くのだろうか…

---
4月からも、同じような生活が続きます。

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2012.03.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

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