<国道男>国道走破というもの



時には歯を食いしばって走って、
時には無理して走って、
時には流されるままに走って、

走れるだけ走って。

まだまだゴールは先。

一度に進める距離は、
最初の頃の勢いほどはないけど、

気がつけば、
「いつか来た道」は、
あちこちにある。

そんな後ろを振り返るのも、
時には必要だけど、

それでもまだ、
未だ見ぬ道が先に延びている。

その先に、何があるのか、
沸き立つ心は抑えられない。

知らない道へ走り出す時の、
アクセルを踏む感覚は、

袖まくりをして気合いを入れる、
新しいスーツを着て面接に行く、
試合前の始球式、
そんな気分になるから、
この高揚した気持ちは格別。

だから、止まることはできない。
引き返すのもできない。

自分の腕と足だけで、
走れるだけ、また走り出す。

国道走破とは、そういうもの。

…人生も、そういうものかもしれない。
人生は「人の道」だもんね。

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2010.01.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国道男2010年

国道339号 階段国道・竜飛岬

竜飛岬(青森県外ヶ浜町・旧三厩村)
R339_142
小泊村から津軽半島の西側の海岸沿いを走ってくると、ついに津軽半島最北端の竜飛岬に到着する。
津軽海峡を挟んで、北海道の大地がうっすらと見える。
海岸段丘上を走ってきた国道は、ここから階段になり、段丘下の集落まで下っていく。
むろん、車の通行はできず、日本で唯一、国道が階段になっている「階段国道」である。
車は近くの村道へ迂回することになるが、地元の要望でわざわざ階段を国道にして観光名所にしている。
竜飛岬灯台や青函トンネル記念館などの観光名所は他にもあって、観光客は多い。
写真の男性はその1人。
一帯は「津軽海峡冬景色」の歌が容赦なく流れている。
(07.07.15.撮影)

階段国道(青森県外ヶ浜町・旧三厩村)
R339_143
階段国道は、高低差100mを362段で下る。
やや急な勾配で息切れしそうな階段だが、自転車を載せられるスロープもある。
清掃や植栽などの手入れも良く、散策路としては気持ちよい。
しかし、車で来た者にとっては、階段の一番下まで降りてしまうと、車の待つ一番上まで登ってこなくてはならない、という顛末になる。
(07.07.15.撮影)

津軽海峡(青森県外ヶ浜町・旧三厩村)
R339_144
階段国道のほぼ中段に、休憩所のような広場があって、ここから津軽海峡を望むことができる。
駐車場のある階段国道の上には観光客はたくさんいるのだが、前述の通り、階段を降りてしまうと帰りは登りなので、それを嫌がって階段に踏み入れる人は少ない。
津軽海峡を望みながら休憩している間、誰一人通らず、ちょっと寂しい階段国道である。
(07.07.15.撮影)

おまけ・階段村道(青森県外ヶ浜町・旧三厩村)
R339_139
海岸丘陵のてっぺんにあるのが、昭和7年から稼働している竜飛岬灯台。
灯台までの遊歩道には、「階段村道」なる標識が立っている(撮影時は合併前の三厩村)。
なんでも「階段」を売りにする竜飛岬。
(07.07.15.撮影)

R339の紹介おわり。国道はこの先、三厩村中心部で終点。

2010.01.28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 東北の国道

<国道男>パンと雪駄と私

MA340274.jpg

朝食は、1週間のうち、
4日は食べない、
3日はパン。
たまにご飯。

トーストにバターは、
忙しい朝にはちょうどいいので、
パン食が多いのですが。

「雪駄を履くようなヤツは、パンはだめ!
コメを食え!」

と指摘されました。

じゃあ、パンを食うようなヤツは、
何を履けば、いいんか?

2010.01.26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 国道男2010年

<国道男>価値の基準

P8120112.jpg
左にしか、興味はない。

価値のわからない者に高価なものを与えても無駄であることのたとえ。(大辞林)

【猫に小判】

【豚に真珠】

【ウルトラマンにカップラーメン】

【国道男に県道】

2010.01.24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国道男2010年

<つぶやき>しごとびと

MA340003001.jpg

仕事は、うんと単純に言えば、金と人。
細かく言えば、もっとほかにも、
情報だの資源だの、挙げればいくらでもあるが、

単純化すれば、金と人。

でもね。

金は、数字で表現できるけど、
人は、数字では表現できない。

金は、その額面以上のものはないけど、
人は、いくらでも成長する可能性を持つ。

志のある人が、誠意をもって仕事をしてはじめて、
生きた金が生まれると思う。

楽をして金儲けをする人もいるが、
たぶん、そういう人には仲間はいない。

仕事にやりがいを求めるなら、
人と人の泥臭いつながりの中で、
共に汗をかいて、苦楽を共にする、という
前近代的で、こっぱずかしい喜怒哀楽もあって、
面倒くさいことも、心1つで、
やり遂げることなんだと思う。

そういう人に囲まれて仕事をしていることは、
幸せだと思うから、

志と誠意は大事にしたいと思う。

@帰宅中の東名にて

2010.01.22 | コメント(2) | トラックバック(0) | ドライバーのつぶやき

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