久しぶりに、国道記事の更新です。また不定休になるかも知れませんが、よろしくお願いします。
鵡川に架かる鵡川橋(北海道むかわ町)

日高山脈から発する鵡川(むかわ)は、すぐ真南を並行して流れる沙流川(さるがわ)とは対照的で、比較的穏やかな鵡川を「女」、暴れやすい沙流川を「男」と例えられている。
東北地方からの入植者の多い鵡川地域は、明治中期に入植が始まり、川をさかのぼる形で開拓が進んでいった流域である。
太平洋に面した鵡川町はししゃもの産地だが、稲作も盛んな地域だ。
(07.08.15.撮影)
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2013.05.28
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富良野盆地の大畑作地帯(北海道富良野市)

北海道中央部を南北に横たわる日高山脈、石狩山地、夕張山地の山岳群の中に、空知川が作る肥沃な盆地に富良野市がある。
富良野盆地で空知川と富良野川が合流し、盆地を出ると石狩川を目指して急峻な渓谷を流れていく。
山々に囲まれた富良野盆地は、農林産品の集積地の役割を果たし、発展している。
人口約24000人強と小さな都市で、空知川周辺に宅地がコンパクトに集まり、それ以外は広大な農地になっている。
旭川方面、滝川方面、帯広方面、苫小牧方面と、交通の結節点になっていて交通量は多い。
(05.08.15.撮影)
R237は、太平洋岸の浦河町まで続きますが、今回の紹介はこれでおしまい。
2010.07.10
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深山峠(北海道上富良野町)

石狩川の上川盆地から分水界を越えると、富良野盆地へと入る。
石狩山地の西麓に広がる盆地を富良野川が南流して、空知川へと続き、石狩川に合流する。
その富良野川の上流部に位置するのが上富良野町で、富良野盆地の北端の農業地域だ。
香料の原料であるラベンダーは生産性が高いことから一帯に広まり、ラベンダーの町として有名になった。
火山の麓の緩やかな丘陵地帯を走る国道は、ラベンダー畑を一望できる展望台もある。
(05.08.15.撮影)
食品産業を支える町(北海道上富良野町)

北海道をイメージする作物としてジャガイモが挙げられるが、上富良野町はポテトチップ菓子に使われるジャガイモの生産が盛ん。
また、ビールの原料であるホップの生産も盛んであり、サッポロビールの前身、大日本麦酒の発展につながったが、現在は作付け面積は大幅に減少している。
ラベンダー、ホップは、上富良野町のシンボル的な作物ではあるが、実際は麦、豆、米などの作付け面積の方が多い。
(05.08.15.撮影)
次回は中富良野(なかふらの)町を紹介します。
2010.06.16
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