甲南PA…田平



甲南PA…新名神…草津JCT…名神…吹田JCT…中国道…神戸JCT…山陽道…広島JCT…広島道…広島北JCT…中国道…関門道…九州道…鳥栖JCT…多久IC…R203…唐津…R202…唐津…R204…呼子…R382…呼子港…R382…呼子…R204…田平…R383…平戸…R383…田平

高速道路で一気に九州入りしました。
今朝は中国道で雪がひどくて、冬タイヤ規制でした。

捕鯨で栄えた呼子の港周辺は、イカの産地。
たくさんの漁船を蓄えた良港です。
しばらく散歩してきました。

玄海町の温泉に入って、出発です。
年越しはどこで…?

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2012.12.31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

自宅…甲南PA



自宅…東名…御殿場JCT…新東名…清水JCT…東名…豊田JCT…伊勢湾岸道…四日市JCT…東名阪道…亀山JCT…新名神…甲南PA

ひとしきり雨が降る中の高速走行。
ラッシュもあって、三ケ日渋滞、岡崎渋滞、四日市渋滞にハマる。

この先、草津渋滞と宝塚渋滞が待ってます。

頑張って、西へ急ぎます。

2012.12.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

出発



久しぶりの国道遠征です。
毎年の年末年始は九州なので、今年も。
世代交代した4代目ワンダーランド号で、西へ向かいます。
車中泊仕様です。

2012.12.30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

三陸通い24



東北の短い夏が過ぎ、
短い秋がやってきて、
密かに、東北で一番最後に衣替えをすることを狙い、
半袖・裸足で過ごす。

---
沿岸部の復興のスピード。
遅いと感じる方が多い一方で、
被災したRC造の建築物の撤去が始まるなど、
街の記憶が無くなっていく淋しさも同居する。

逆に、どんどんとお店が復活して営業が始まり、
活気の出てきた地区もある。

その「スピード感」を、どう捉えたらいいのか、
被災者でない僕は、よく分からない。

計画をたてて街を作り育てていくことを学んだ身だが、
計画を待たずして、人々のエネルギーが街を作っていく、
という現場を目の当たりにして、
自分が学んだことの未熟さを感じる。

---
これからまた、あの寒い冬がやってくる。

太陽が暖かさをくれる最後の季節の秋。
そして実りと感謝の秋。

冬が来るまで、まだまだ楽しいことが待っています。

2012.10.09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

三陸通い 23

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お盆を過ぎたら涼しくなる。

という例年とは違って、
いっこうに涼しくならない今年の初秋。

秋というより、まだ夏。

いったいいつになったら秋になるのか…
と思っていても、カレンダーの日付は進んで行く。

東北の子どもたちの短い夏休みが終わり、
学校に行き始める。

暑い中、宿題はちゃんと終わったのだろうか。

---
仮設団地から、ちょっとずつ、子どもが減って行く。
夏休み中に引っ越しを済ませる家庭も多い。

いつも悪ガキで、大人たちを悩ませた、あの男の子も退去していった。

それはそれで、寂しい。

いつも女の子同士で集まって遊んでいた、あの女の子も退去していった。
お別れ会を、子どもたちだけでやった。

そして、ちょっと寂しくなる。

子どもの声はうるさいもんだと思っていたけど、
無くなると寂しくなる、ということを知った。

でも、まだまだ。
寂しいのではなく、喜ばしいこと。
仮設団地を出て行くということは、喜ばしいこと。

少しばかりのお手伝いを、これからもしてまいります。

---
東北の人は、ぎゅうぎゅうにスケジュールを詰めて、
東北の夏を満喫する。

10日で6回の納涼会に呼ばれた。
休肝日なんて、「夏なのに何言ってんだ!」と怒られんばかりの、盛り上がり。

でも、いくら納涼会をやっても、
ぜんぜん涼しくならない、今年の夏。

2012.09.03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

三陸通い22

IMG_0641.jpg

東北が祭りモードで、僕の気分も絶好調。

盛岡でも、陸前高田でも、大船渡でも、北上でも…
岩手県内も祭りモード。
僕たちの拠点のある住田町も祭りモード。

ネクタイとか革靴とか、そんなものは脱いで、
雪駄に手ぬぐい。
汗なら、かきまくり。

ボランティアが多かった昨年に比べると、
東北の人がつくる、本当の手作りのお祭りが、熱い時間と空間を作り、
東北の底力を感じる、とても頼もしいお祭り。

そんな東北魂に、ネコの手程度の僕たちも参加しています。

---
お祭りは、見て楽しむものではなく、参加して楽しむもの。
山車の飾りをつくるところから、お手伝いをしています。

手を動かしながら、おしゃべりしながら、
他愛も無い話だが、楽しい時間。

準備の時間から、お祭りは始まっています。

そして、お祭りという、世代も性別も超えた「つながり」。
地域の垣根さえも飛び越します。

復興にかける東北の人たちの心意気が、祭りに込められています。

---
「お祭り」は、人々の心と心をつなぐ大事な儀式であり、
かつ将来を誓う大事な儀式。

普段、軽く見過ごしがちな「お祭り」が、こんなに大事なものなんだと、
ようやく分かってきました。

東北のあちこちで開催される、お祭り。
ぜひ、東北の魂を感じ取ってほしいので、三陸にも遊びにきてください。

陸前高田のたなばた 8/6〜7(高田たなばた、気仙たなばた)
大船渡のたなばた 8/6〜7

2012.08.04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

三陸通い21

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お祭りの季節がやってきました。
旧暦で行う、東北の七夕。

大船渡、高田、気仙…と、それぞれ独特な七夕のお祭り。

地域が一つになる、大事なお祭り。

「準備の段階から、お祭りは始まってるんだ!」
という地元の方々の気持ち。

そう、僕もすでに、七夕を前に、お祭りに参加しています。

---
僕たちの活動は、ちょうど1年を迎えました。

その間、僕は、前年比の半分以下の収入に減りました。
東北と東京を行ったり来たりしながら、
東京では細々とした仕事をこなして収入を得ていました。

それでも、僕の体重は増えました。

収入は減っても、食うには困らない、ということを知りました。
食べ過ぎると、太る、ということも知りました。

食べるために必要なことは、お金ではなく、
周りにいる人たちへに示す心と、周りの方から感じる心である、
ということも知りました。

心は態度を生み、態度は行動に表れ、
行動は、周りの人の目にさらされ、
周りの人は、その行動でその人の心を評価する、

ということも知りました。

---
生きていくには、お金が必要だ、と思うことよりも、
生きていくには、自分の心と、周りの人たちの心が大事だ、
と思うことの方が、生きていく楽しさを感じられると思います。

お金は、そのうち付いてくるだろうし、
お金よりも、食べ物の方が大事だし、
おいしい食べ物なら、東北にいっぱいあるし。

---
「東北に行って、おつかれさまです」と言ってくれるのは、東京の人。
「東京に行くと、痩せてくるんだね」と言ってくれるのが、東北の人。

2012.07.17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走破日誌2012年

三陸通い20

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今日も元気に、三陸にやってきました。

今回は、たまたま近畿方面に仕事があったので、
行って帰って2200kmを走っての行き来。

「全国を股にかける」なんて言われてますが、
南北に長い日本列島のほんの一部です、なんて思ってます。

岩手の文人・宮沢賢治の詩の一節。
「(前略)
 東ニ病気ノコドモアレバ
 行ッテ看病シテヤリ
 西ニツカレタ母アレバ
 行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
 南ニ死ニサウナ人アレバ
 行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
 (以下略)」

この「行って」という言葉に魅せられて、
僕のこの身一つを行き来させることで、できることがあるならと、
我が38万キロ超えのボロ車の手助けをもらいながら、
日本の高速道路のヘビーユーザーになっています。

---
この、行ったり来たりの生活。

「次、いつ来るの?」とか、
「しばらく見なかったね、久しぶりだね」とか、

なんて言葉を、東京でも、東北でも、いただきます。

とても嬉しいです。
この言葉が、今の僕の生きる糧です。

だから、宮沢賢治の詩が、僕の心に響くのです。

「僕」という存在は、世界に一つ。
自分でもそう思うし、まわりの方々にもそう思っていただいている。

それがとても嬉しいのです。

「行く」ということ以外に、僕が何をしたというのかは、自信が無いですが、
とにかく、愛車の力を借りて、これからも「行きます」。

2012.07.04 | コメント(0) | トラックバック(1) | 走破日誌2012年

三陸通い19

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「被災地」という響き。

津波の被害に遭った方々と、純粋な人と人の関係になってきて、
僕自身が、「支援者」という自覚を持たなくなり、
「被災地に通う」という言葉が、だんだん好きではなくなりました。

僕たちの活動は、仕事でもなく、遊びでもなく、
ただ純粋に、人の輪の中に入って、
頼まれた事をやったり、逆に頼み事をしたり、
いろんな提案をしたり、提案をされたり、
気を使ったり、逆に気を使ってもらったり…

という、特に人間関係の上下もなく活動をしているなかで、
東京で暮らしてきた中で無意識に線引きしていた、いろんな事柄が、
いったいなんだったんだろうか…という疑問も沸き、

同時に、後先考えず、とにかく必死に何十往復と行き来を繰り返しているうちに、
残りの人生を楽しく生きてやろうという意欲も沸き、

この大地震と大津波が残していったものが、
良かったんだか、悪かったんだか、といえば、
きっと良いに違いないと思いたいという気持ちになり、

「被災」というネガティブな言葉以上に、
得られるものの大きさに感動しています。

---
ま、ちょっとだけ、仕事らしい仕事もあり、
事務屋の根性が、ときどき顔を見せます。

今日も、元気な愛車にも助けられて、東北へ向かいます。

---
タイトルを「被災地通い」から、「三陸通い」と変えました。

2012.06.21 | コメント(0) | トラックバック(1) | 走破日誌2012年

被災地通い18

IMG_0397.jpg

東北通いは、1年が過ぎた。
往復の回数は覚えていないが、
東北道のインターチェンジの名前と順番は覚えた。

そして、仮設住宅の方々と地域の方々と、
それを支える様々な方々の名前も覚えた。

「このまま、住んじゃえよ」というご意見も、たくさんいただいた。

そのご期待に、いっそのこと、応えてみるか…という気持ちになるくらい、
とても優しい時間が流れていく。

1年前は「被災地支援」という言葉からスタートしたが、
どっちが支援する側で、どっちがされる側で、なんて垣根は、
むしろ活動の邪魔になるくらい、優しい関係になっている。

---
でも、本当の正念場は、これから。
仮設住宅から出て行く人が、そろそろ増えてくる頃です。

生活の再建のスピードに、個人個人で差が出てきて、
その格差という心理的な気持ちが生まれてくると、僕たちは懸念しています。

その懸念を少しでも和らげるための方策を考えながら、
この正念場となる2、3年の間、活動していきます。

---
被災された方々が、故郷を捨てずに、再建を目指して頑張っているように、
僕にも故郷があることを忘れてはいません。
だから「このまま、住んじゃえよ」という優しい言葉でも、
簡単には「はい」と言えない自分がいます。

でも、それでいいのだと、今は思っています。
そのかわり、当面、2〜3年の間は、行ったり来たりの生活になることを覚悟しています。

---
最近、国道の記事は、もうほとんど更新されないですが、
国道走破だけでは見えてこなかった、日本人の故郷に対する想いを、感じています。

そういう愛郷心が、国道から見える風景を作ってきているのだと、想像しています。

故郷が好きだ気持ちは、誰もが持つ感情だということを実感しながら、
また来週も北へ向かいます。

2012.05.26 | コメント(0) | トラックバック(1) | 走破日誌2012年

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国道、港湾、河川、都市を回る家出人

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