三方開花



三方が同じ番号の交差点の看板。
「三方開花」と呼んでます。

福岡県筑前町にあります。

2013.01.01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国道用語

<用語解説>行列のできる大名行列


みんなが使う道路。
遅い車もあれば、速い車もあります。

追い越しのできない一本道に、
たくさんの交通量が集まって来ると、
遅い車を先頭にして、長い列ができます。

そして先頭の車は、のんきなものですが、
後ろに並ぶ車は、いらいらします。

のんきな先頭車両のことを偉い殿様に例えて、
後ろに長い列を従えた状態のことを
大名行列
と言います。

殿様になりやすいのは、
高齢者マークをつけた車だったり、
長大物を載せたトレーラーだったり、
交番の小型パトカーだったり、
します。

こんな列に並ばされると、
イライラしてしまいますが、そこは、

「殿様だから、しかたない」

と思えば、多少は怒りは収まります。
ハンドル握るなら、感情の自己コントロールは重要です。

逆に、殿様になってしまわないように、
注意しましょう。

大名行列

行列のできやすい国道は、
交通量が多く、
信号が少なく、
追い越し車線も無く、
長い一本道が続く区間です。

関東近郊では、
R1静岡・浜松間(バイパス経由)
R1箱根新道登り
R19塩尻・中津川間(木曽路)
R20韮崎・茅野間
などです。

2009.04.23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国道用語

<用語解説>新道、現道、旧道

道路は、時間とともに進化します。
というと、たいそうな言い方になってしまいますが…

自然的な進化というよりは、人間の思わくによって、整備が進められていく、という方が正しいです。

その「進化」を表現する用語があります。

現道
今現在、まさに現役で使われている道のことです。

新道
現道が古くなって使いにくくなり、並行して新たに整備された道のことです。

旧道
新たに整備した新道がそのうち現道となり、古くなった方の道を旧道と言います。

「新」「旧」「現」と、分かりやすい表現なのです。

「現道」と「新道」と「旧道」の関係
新道は1夜にして完成しません。徐々に距離を伸ばしながら、開通させていきます。
新道が全線で開通するまでは、少なくとも古い方の道が現道になります。
また、新道が開通しても有料道路のような場合は、無料で通れる古い方の道が現道と呼ばれることもあります。

新道が全線で開通すると、新道が現道として扱われ、古くなった道は旧道に降格させます。
一般的には、国道の場合、降格とは都道府県道や市町村道などになることを意味します。
場合によっては通行止にして、自然に朽ちていく「廃道」の運命を歩むこともあります。

新道と旧道の説明

ところが、困るのはこれらに同じ国道番号が付けられているケースがあることです。

国道から降格できない
道路の維持管理費用を国が負担する国道から、都道府県や市町村(以下、地元)が負担する都道府県道や市町村道に降格させる時、地元と国が協議します。
地元の反発が強いと、降格をあきらめて、国道のままとなるようです。
よって、新しい国道と古い国道の両方が存在することになります。
例:国道1号、静岡市内

新道が有料であるため、無料の現道が存在する
新道を作っても有料であれば、これまで無料で通行できた方の現道が、そのまま現道とされるようです。
例:国道1号、箱根新道

新道が全線開通するまで、現道が存在する
新道を徐々に延伸しながら作っていくような工事の場合、完成するまでは古い方の道が現道となります。
従って、現道と未完の新道が存在することになります。
新道が完成すると、上の2つのどちらかの運命を辿ることになります。

そして、このように新旧2種類が存在する区間をダブル区間と呼びます。

ついでに、さらに困ったことに、トリプル区間というのがありました。
神奈川県真鶴を通る国道135号は、山側の旧々道、旧真鶴道路(有料)の旧道、現真鶴道路(有料)の新道、という3種類がありました。
2008年に旧真鶴道路の無料開放が始まり、旧々道が県道に降格し、旧道が国道の現道となり、新道は相変わらず有料道路、ということになりました。

それ以外にトリプル区間の存在は思い当たらないのですが、探してみたらあるかもしれません。

2009.04.04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 国道用語

<用語解説>三方開花

起点から終点まで続く、国道。
普通なら、1条(注1)の道すじが続くと考えるのが、当たり前です。

でも、困ったことに、同じ国道番号が付いている道が、2条ある時があるのです。

これは、既存の国道をバイパスする新しい国道を作ったときに、よく発生します。
古い国道(旧道)と、新しい国道(新道)が存在する、ということです。

そして、旧道と新道が、まれに、交差する時があります。

すると、下のような看板が現れます。

R150三方開花

三方、どっち行っても、150号!(注2)

こういう案内看板のことを三方開花と、国道マニアの間では呼ばれています。

みなさんの近所にもあるかもしれませんので、お気づきの時にはご報告をお待ちしています。

なお、旧道と新道については、また改めて解説いたします。

(注1)「道」を数える時の単位は、「1条、2条…」と数えます。
(注2)写真は2004年当時、静岡県静岡市の安倍川の橋梁付近にあったもので、現在は道路整備が進んで旧道が県道に降格したために付け替わっていて現存しません。


以上、ぴ~た~さんから頂いた質問の答えでした。



2009.04.03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 国道用語

<用語解説>国道の重複区間

2つ以上の国道が同じ道路を使っている区間は、重複区間と呼ばれています。
このとき、数字が小さい方が格上であるとして、国道番号は小さい方の番号が優先して付けられます。
丁寧な標記をする看板では、重複しているすべての国道番号を標記するところもありますが、道路管理者(国または都道府県)によって変わります。

ちなみに、小さい数字同士の重複区間として、
R4とR6(宮城県岩沼市から仙台市まで)
R1とR8(滋賀県栗東市から京都府京都市まで)

があり、実際は、その区間はそれぞれ若い方の番号で標記されています。

つまり、
宮城県岩沼市から仙台市までは、R4。
滋賀県栗東市から京都府京都市までは、R1。

と標記されます。

「重複」というと「2つ」、というイメージもありますが、実際には3つ以上が重複している区間もあります。
例:栃木県鹿沼市内、R121・R293・R352の重複

また、わずかな区間だけが重複しているケースがもっとも多いです。
例:上記鹿沼市内、3つが重複しているのは700m

さらにひどいのは、全区間のうち、半数以上を他の2桁国道と重複している、という400番台の国道もあります。
他の国道の道路を借りている区間の長い国道を「寄生虫国道」と呼んだりしています。
例:R493(高知市から東洋町、全98kmのうち、55kmがR55との重複区間

もっと可哀想なのは、「小さい方の数字が優先」という標記の原則から外れて、大きい方の数字が標記されている国道もあります。
例:R129(厚木市内でR246と重複していて、道路看板などの標記はR246になっている)

国道マニア的には、愛読書である「道路時刻表」なるものがあるので、「どの国道が、どの国道と重複しているか」というのは、すぐに分かります。
また、道路管理者的にも、「どこの行政が管理しているか」、というのは、縄張り意識の強い行政のとっては重要なことです。


写真:静岡県中川根町から天竜市で重複するR362とR473
R473は「寄生虫国道」として有名です。


---

重複区間で困るのは、一般ユーザーです。
大きい方の国道を走っている時、道なりにまっすぐ進んできたのに、突然、国道番号が変わることがあるからです。

先ほどの厚木市内の例で言えば、

「R129をずっと走ってきて、これからまたR129を進もうとするのに、途中でR246とかって数字が現れた!」
「R246を走ってきたつもりじゃないんだけど…」


ってことになるからです。

そんな混乱から道路ユーザーを救うべく、
道路管理者(国または都道府県)は、重複している国道の番号をすべて標記しているところもあります。

それがかえって混乱を増幅させる時もあります。

国道マニア的にはおもしろいネタなのですが、一般ユーザーには国道番号は日常生活上さほど重要ではないので、迷惑な情報かも知れません。

※本記事はピーターさんからのお便りをもとに解答しました。


2009.03.09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 国道用語

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